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【新聞掲載記事】 欧州最高峰に挑む (神戸新聞:2017.7掲載)

前回、諦めない心を伝えたいは←をクリック。



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以下、原文です。

 交通事故で意識不明に陥り、左腕に後遺症がある兵庫県姫路市書写の会社員、片山貴信さん(42)が7月下旬、ヨーロッパ最高峰のロシア・エルブルス山(標高5642メートル)の登頂に挑む。
これまでに海外の高山で単身登頂を成し遂げてきたが、昨年冬に臨んだ南米最高峰では現地で体調不良が判明し強制下山に。
「次こそは成功させ挑戦する大切さを伝えたい」。
悔しさをばねに、新たな頂を目指す。(金 旻革)

 片山さんは1994年12月、バイクの事故で約10日間意識不明になった。
左腕と肘などを粉砕骨折して感覚が戻らず、医師は「二度と動かない」と告げたが、必死にリハビリに取り組み、15年かけて日常生活が送れるまで回復した。


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 2015年に海外登山を始め、南米エクアドルのイリニサ・ノルテ(標高5126メートル)とカヤンベ山(同5790メートル)の登頂に成功。
北米最高峰デナリ山(同6190メートル)を最終目標に掲げ、昨年12月に南米最高峰のアコンカグア(同6960メートル)登頂を目指した。

 しかし、ベースキャンプで血中酸素濃度が登頂の基準を大きく下回っていた。
現地の医師からは「死んでいてもおかしくない数値だ」と指摘され、登頂を認められなかった。
「先を急ぐあまり、高度順応をおろそかにしたのが原因」と片山さんは振り返る。

 腕の感覚はリハビリで戻ったが、肘より上は筋力が戻らず引っ張る力が弱い。
健常者より歩行にも時間がかかるが、「やればできることを証明したい」との思いを登山にぶつけてきた。
今冬、アコンカグアへの再挑戦を考えており、エルブルス山の成否が鍵を握る。

 前回の教訓から高度順応にかける日数を割き、体調管理に万全を期す。
7月14日に出国し、20~22日の天候を見極めて登頂に挑む。

 片山さんは「多くの企業がスポンサーになり、会社の同僚も業務を手助けして協力してくれている。
何が何でも結果を残したい」と意気込んだ。


次回欧州最高峰を単独登頂は、←をクリック。


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プロフィール

かたやん

Author:かたやん
障がいを理由にあきらめたくない!元バイクレーサーが次に選んだ挑戦!

出身地:兵庫県
趣味:登山、スキューバダイビング、旅行、釣り
仕事:経理事務

19歳の時、バイク事故を起こし、10日間意識不明の重体になりました。
奇跡的に意識は取り戻しましたが、主治医からは「左上半身は二度と動かない、右下半身は完全には曲がらない」と絶望的。

毎日、否定的に生きる私を変えたのは、病院で出会った小学生でした。
その小学生から『現実を受け入れて、最善の方法を選んで今を生きる』ことを教えられ、過酷なリハビリを決意。

度重なる手術と過酷なリハビリ末、奇跡が起き、事故から3年後、障がい者となりながらもバイクレースに復活。
そして、レースに参戦すること7年。
『障がい者でも表彰台に立つ。カラー2ページで特集される』
この2つの夢を叶えて引退。

引退後、仲間と登った槍ヶ岳(日本No.5:3,180m)登頂をきっかけに登山を開始。
事故から21年、腰の骨を左腕に移植するなど手術した回数は29回にもなりました。(2016年現在)

登山は私にとって簡単なスポーツではありません。
しかし、私が限界に挑戦する姿が、壁を越えようとしている人(特に障がいを持っている子供たち)に希望を与えていると知ったから私の挑戦には”意味がある!”そう思って、いろいろなことに挑戦を続けています。

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