第3弾セブンサミットNo.2への挑戦!!


2015年のビックイベントとして企画した
『第1弾南米エクアドル5~6,000m級単身※登山』!!は、無事達成!

エクアドルの挑戦はここをクリック。

次はどこに挑戦しようかと考えているときの候補に前回未挑戦のチンボラソ(6,310m)は含まれていました。


20160113101241a1f.jpeg
カヤンベ(5,790m)単身登頂に成功。



イリニサ・ノルテ(5,126m)カヤンベ(5,790m)は登頂を果たしたものの、エクアドル最高峰のチンボラソは未踏

しかし”可能な限り単独※の挑戦””自分の限界に挑戦”というテーマは外したくなかったので、ガイド付き登山しか行えないチンボラソへの再挑戦は止めることにしました。




挑戦で前回の限界(約6,000m)を越える山・・・




いろいろ考えて決めた山!


それは!


第3弾南米最高峰アコンカグア(6,962m)!!
※挑戦する日程など詳しくは最下段に記載しますね。

1257827018.jpg
▲ノーマルルートを進んでいく途中に見えるアコンカグア南壁ですhttp://www.atlastrek.co.jp/ovs/detail/140

このアコンカグアは七大陸の南米大陸最高峰でセブンサミットNo.2の山

登山が出来る最適期は12月、1月のたった2ヶ月。
しかし、その2ヶ月は簡単に登れることを言っていません。


近づく者をことごとく返り討ちにすることから『岩の衛兵』の名を持つ山。

エベレストに登れてもアコンカグアは登れなかったという人が多く、プロの登山家でもアコンカグア登頂のキャリアを記す山

アコンカグアの登頂率はなんと20%・・・。

上へ上へ、前へ前へと進む強い心だけでは登頂は難しく、強運で自然を味方に付ける必要がある山。
その中でも特に気をつけなければならない『ビエント・ブランコ』と呼ばれる魔の風。
山全体がビエント・ブランコの白い雲で覆われると、その中は一気にマイナス20度以下になり、凍傷で簡単に指等を持って行かれる山。
因みに、障がいが原因で腕の血流が悪いおれには、この凍傷が今回1番のリスクだと思っています。

毎年死人が出る山。

登山口から山頂までの距離はノーマルルートで約50km
通常このルートを14日掛けて山頂を目指すのですが、20日間しか滞在を許されない山。
腰の骨を左腕に移植しているオレは長距離歩行に適しておらず、この距離を歩けるのか?って事が2番目のリスクです。

山頂に行くまでのキャンプ地2ヶ所で行われるメディカルチェックにクリアしないと強制下山させられる山。
このメディカルチェックのクリアが血流の悪いおれの3番目のリスクだと思います。

こうやって改めて見るとハードル高いですね。
そんなアコンカグアの頂に立つには主に3つのルートから選択する必要があります。

アコンカグア登山者の、
  ・約80%の人が選ぶノーマルルート
  ・約15%の人が選ぶポーランド氷河ルート
  ・残りの5%は南壁など更に過酷なルート


あ!語弊があると困るので先に言っておきますが、ノーマルルートが簡単って意味じゃないです。
ノーマルルートでも過酷です。


例えば、ノーマルルートでは、
キャンプ3(C3)から山頂までの最終アタック(往復10時間)で、難所の『大トラバース』(700mの大トラバース)が現れます。
そして、休む間もなく最難関『グランカナレーター』(標高6,700mから山頂まで続く、斜度40度を超えた心臓破りの急登)が待ち構えています。

この難所を酸素濃度が40%※の状態で登る事になるんです!!
※常圧地上換算


ね?過酷でしょ?





しかし、おれは更に過酷な氷河帯を攻めたいので、ポーランド氷河ルートを選択します。
C3から山頂まで続く標高差1,000m、斜度60度の氷壁です。
考えただけでもぞくぞくする(笑)

別にドMぢゃないですよ。。

Aconcagua_route.jpg
▲おれは、このルートのC3(プラザ・コレラ)まではノーマルルートで取り付きます。
http://takuma55.hobby-web.net/special/aconcagua2011/aconcagua-left.html



『岩の衛兵:アコンカグア』の北東面には、この山に珍しく大きな氷河が発達しています。

この氷河ルートからの初登頂は1934年。ポーランド人クライマーにより登られ、この名前が付いたそうです。
この初登ルートへのアプローチはバッカス谷からプラサ・アルヘンティーナに入りBCを設置するそうですが、行程が長くなりもう一つキャンプを設置しなければならないなど日程的に不利になります。
入山後の滞在期間も20日間と決められていることから、山頂アタックの日程に余裕を持たせるため、ノーマルルートのキャンプ3(C3)から逸れて氷河ルートへアプローチし、ダイレクトに直登するルートを採用しようと思います。
因みにこのダイレクト直登ルートは、1961 年にアルゼンチン隊により開かれたルートです。


このルートは文字通りクレバスのある氷河帯。
エクアドルのカヤンベ山アタックでも散々弄ばれ気力と体力を奪われたクレバス!
写真でもわかる通り、氷河帯のダイレクトな直登ルートはキャンプ3(C3)を出発して直ぐに始まりノーマルルートよりも過酷です。


第3弾はそんなアコンカグアに挑戦しようと思います。

引き続き応援よろしくお願いいたします。




<詳細>

渡航日程:
平成28年12月17日~平成29年1月8日 計23日

入山日程:
平成28年12月20日~平成29年1月4日(予備日6日を含む)計16日+2日(※1)

順調(※2)に行けば、12月25日~30日辺りが最終アタックの核心日となります。
※1 フライト日程によってあと2日は確保できます。(←まだ発売されていない)
※2 三浦さんのジム等で事前に順応し、現地でトラブルなく入山できた場合。

登山ルート:
C3(キャンプ・コレラ)まではノーマルルートで進みます。
C3からは氷河ルートへアプローチし山頂を目指します。
山頂からはノーマルルートを使ってC3まで下山。以降はノーマルルートを通ってOUTします。

最終アタック日近辺での強風、ビエント・ブランコ発生の懸念がありますが、その場合、目標達成に向けてノーマルルートに変更して最終アタックを行います。

強風の許容を越えた場合、現地レンジャーからは前進を規制されるそうですが、アタック中に発生した場合の危険は明白で注意が必要です。
雪(雨)も危険です。現地ではたくさんのチームが毎年登っているそうですが、状況によっては1人でラッセルを強いられる可能性や雪崩の危険が出てきます。


20160129212050aaf.jpeg
▲山専門天気予報で有名なヤマテン様のサポートが決まりました。強運で天候を味方につける必要がある山でこのサポートは心強すぎますっ!ありがとうございます。


通信環境:
現地の情報では、BCには巨大な通信アンテナが設置されておりwi-fiも拾えるそうです。
株式会社ビション様からネット環境を提供していただいており、wi-fi機器を持込みます。
連絡手段として何らかの通信環境を構築し、山頂の風景などを配信できればいいなと思っています。


20151027_rrqVHUNw.png


vi.jpg
▲今回の挑戦もサポートいただきありがとうございます!


なんとっ!
さらに株式会社ウェック・トレック様の支援も決まりました。

WECLogo05.jpg
▲この企業には、イッテQ登山部”天国じじい”でお馴染みの貫田さんも居られます。

この会社は、衛星電話の会社です。
これでヤマテン様からの天候予測を得ることができます。


次回、折れない心を手に入れろ!は、←ここをクリック。



※ここでいう【単身】は、山行の大半を自身で手配・準備し、単独で入山しアルパインスタイルで最終キャンプ地から1人でアタックすることを指しています。山岳協会などで厳格に定義されている【単独】とは区分しています。


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プロフィール

かたやん

Author:かたやん
障がいを理由にあきらめたくない!元バイクレーサーが次に選んだ挑戦!

出身地:兵庫県
趣味:登山、スキューバダイビング、旅行、釣り
仕事:経理事務

19歳の時、バイク事故を起こし、10日間意識不明の重体になりました。
奇跡的に意識は取り戻しましたが、主治医からは「左上半身は二度と動かない、右下半身は完全には曲がらない」と絶望的。

毎日、否定的に生きる私を変えたのは、病院で出会った小学生でした。
その小学生から『現実を受け入れて、最善の方法を選んで今を生きる』ことを教えられ、過酷なリハビリを決意。

度重なる手術と過酷なリハビリ末、奇跡が起き、事故から3年後、障がい者となりながらもバイクレースに復活。
そして、レースに参戦すること7年。
『障がい者でも表彰台に立つ。カラー2ページで特集される』
この2つの夢を叶えて引退。

引退後、仲間と登った槍ヶ岳(日本No.5:3,180m)登頂をきっかけに登山を開始。
事故から21年、腰の骨を左腕に移植するなど手術した回数は29回にもなりました。(2016年現在)

登山は私にとって簡単なスポーツではありません。
しかし、私が限界に挑戦する姿が、壁を越えようとしている人(特に障がいを持っている子供たち)に希望を与えていると知ったから私の挑戦には”意味がある!”そう思って、いろいろなことに挑戦を続けています。

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