大同心ルンゼ アイスクライミング

エクアドルから帰国中の機内でザイルパートナー(危険な山でロープを繋いでお互いに安全確保を行っているパートナーのことで命を預けている相手)からLINEが届きました。

『ビックツアーの帰りで疲れていると思いますが、今週末厳冬期北アルプスに行きます。天候によっては八ヶ岳アイスクライミング。余計な事せず十分に休養を取って、週末の山は万全の体調で準備して下さい』





狂ってる(笑)





週末までの3日では十分な休養は取れません・・・と、思いつつ、カヤンベ登頂からアドレナリンが出続けている身体は疲れを感じていません。



というか、



そんな無茶言うパートナーが好きだす( ̄ー ̄)


北アルプスの厳冬期穂高槍縦走を計画していたけど、天候悪化で已む無く八ヶ岳に変更。
3日間はアイスクライミング三昧。

八ヶ岳は天気もいいしコンディション最高!

150109 (6)
▲アイスキャンデーもしっかりと凍ってます。

初日は大同心ルンゼでアイスクライミング。

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▲大同心、小同心かっこよすぎます!

見上げる大同心はかっこよすぎです!

去年、厳冬期の大同心を登ったけど、すごく昔のような感じます。


凍った滝を、1段。2段と登って行きます。

150109 (20)

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ところが最終段の滝で事件は起こりました。

150109 (24)
▲人と比べると滝の大きさわかるでしょ?

150109 (43)

最終段は俺の番。

その最終ピッチでバランスを崩しフォール・・・。
身体に繋いだアックス(ピッケルの鎌タイプ)が飛んできて口に当たって口が切れました。
でも、大けがってこれじゃないんです。

150109 (39)

諦めず、再度クライミングを開始したけど、またまたバランスを崩して今度は10m落下。
しかも今度はグランドフォール(地面まで落ちること)・・・。

150109 (50)
▲この一番上から落ちました。

全身を強打。
落ちた瞬間は衝撃で息を吸う事しかできず吐けないくらい・・・。

この滝を登れば大同心ルンゼ登攀達成だったのに悔しすぎます。。。

痛すぎてヘリを呼ぼうかと悩んだけど、自力での下山を決意。
痛み止めのボルタレンを過剰に3錠飲んで何とかテント場までたどり着いたけど翌日以降のクライミングは断念。
動きはおじいさん・・・。

ザイルパートナーが駐車場とテント場を2往復して俺の荷物を回収してくれるは、関西まで6時間の運転をしてくれるは、焼肉おごらされるは・・・で、何とか帰宅。


その後、病院に行ったらまさかの椎間板血腫やら指を骨折(若木骨折と言って骨がしなって戻る反動で折れる骨折)やらで散々・・・。
早く治して次の山に備えます。


...
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プロフィール

かたやん

Author:かたやん
障がいを理由にあきらめたくない!元バイクレーサーが次に選んだ挑戦!

出身地:兵庫県
趣味:登山、スキューバダイビング、旅行、釣り
仕事:経理事務

19歳の時、バイク事故を起こし、10日間意識不明の重体になりました。
奇跡的に意識は取り戻しましたが、主治医からは「左上半身は二度と動かない、右下半身は完全には曲がらない」と絶望的。

毎日、否定的に生きる私を変えたのは、病院で出会った小学生でした。
その小学生から『現実を受け入れて、最善の方法を選んで今を生きる』ことを教えられ、過酷なリハビリを決意。

度重なる手術と過酷なリハビリ末、奇跡が起き、事故から3年後、障がい者となりながらもバイクレースに復活。
そして、レースに参戦すること7年。
『障がい者でも表彰台に立つ。カラー2ページで特集される』
この2つの夢を叶えて引退。

引退後、仲間と登った槍ヶ岳(日本No.5:3,180m)登頂をきっかけに登山を開始。
事故から21年、腰の骨を左腕に移植するなど手術した回数は29回にもなりました。(2016年現在)

登山は私にとって簡単なスポーツではありません。
しかし、私が限界に挑戦する姿が、壁を越えようとしている人(特に障がいを持っている子供たち)に希望を与えていると知ったから私の挑戦には”意味がある!”そう思って、いろいろなことに挑戦を続けています。

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