残雪期の前穂北尾根(3峰~主峰)

前回”前穂北尾根(~4峰)”はここをクリック

<3峰>
核心部の3峰はロープ確保を必要とする登りが続きます。

まずは有名なチムニートンネル。

大体みなトンネルには入らず、トンネル右側のあるもう一つのチムニーを登るらしいのですが俺はトンネル内にっ!!

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↑見た目は簡単そうですが、両側の岩面は滑るし、上部は雪がせり出していて登りにくかったです。

トンネル内に入ると内部は窓のようになってていい感じなのですが、足元は幅20cmくらいから一気に切れ落ちていて中々の緊張感です。

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↑切れ落ちているのわかりますか?

遠見には威圧感が半端ないけど実際取付いてみるとそれほど程難しく感じませんでした。
各ピッチの終了点もテラスが広く、確保されていれば心配はないけど、各ピッチを長く取ったことやクライミングが下手なことが原因で時間が掛かりました。

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3峰登頂でやっと一息付くことが出来ましたが、まだまだ油断できません。





気を引き締めて2峰へ向かいます。


<2峰>

3峰頂上からそのまま立ち上がった小岩峰。
2ピッチで登攀できました。

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頂上のトラバースは一般岩稜程度の歩きですが安全を考えてロープを出しました。

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前穂と2峰のコルに降りるには垂直に近い岩場を7~8m下る必要があります。

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クライムダウンでも降りれますが懸垂下降で下りました。

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前穂山頂から2峰を見下ろすとこんな感じ。

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<前穂高岳>

岩稜歩き、コンテ、ビレイ、主峰まで5峰越えの道のりなど考えると、充実感や達成感に満たされ大満足の登攀でした。

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北尾根の登攀終了後、紀美子平側へ100mほど下ってから尾根に向い夏山登山道に合流しましたが、聞くところによると夏山登山道に拘らず、前穂から奥穂に繋がる尾根沿いに歩いた方がいいようです。



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↑奥穂へ向かう途中で前穂にふりかえるとこんな感じ



奥穂高山頂に着いたときにちょうど日が沈む時だったのですが、何とも言えない景色で見とれてしまいました。

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予定では涸沢ヒュッテまで下りたかったのですが、今日涸沢カールで雪渓滑落事故が発生し、2人が亡くなっていることもあり、ムリな下山を行わず穂高岳山荘で夜を明かしました。

宿泊したのではなく、山小屋の談話室で一夜を明かしたので山小屋と言えども氷点下マイナス10.0以下だったので凍死寸前でした(笑)

なので勝手にストーブ点けました…
すんません(笑)
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プロフィール

かたやん

Author:かたやん
障がいを理由にあきらめたくない!元バイクレーサーが次に選んだ挑戦!

出身地:兵庫県
趣味:登山、スキューバダイビング、旅行、釣り
仕事:経理事務

19歳の時、バイク事故を起こし、10日間意識不明の重体になりました。
奇跡的に意識は取り戻しましたが、主治医からは「左上半身は二度と動かない、右下半身は完全には曲がらない」と絶望的。

毎日、否定的に生きる私を変えたのは、病院で出会った小学生でした。
その小学生から『現実を受け入れて、最善の方法を選んで今を生きる』ことを教えられ、過酷なリハビリを決意。

度重なる手術と過酷なリハビリ末、奇跡が起き、事故から3年後、障がい者となりながらもバイクレースに復活。
そして、レースに参戦すること7年。
『障がい者でも表彰台に立つ。カラー2ページで特集される』
この2つの夢を叶えて引退。

引退後、仲間と登った槍ヶ岳(日本No.5:3,180m)登頂をきっかけに登山を開始。
事故から21年、腰の骨を左腕に移植するなど手術した回数は29回にもなりました。(2016年現在)

登山は私にとって簡単なスポーツではありません。
しかし、私が限界に挑戦する姿が、壁を越えようとしている人(特に障がいを持っている子供たち)に希望を与えていると知ったから私の挑戦には”意味がある!”そう思って、いろいろなことに挑戦を続けています。

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